カテゴリ
研究会案内 スユア概要 定例会開催案内 定例会履歴 関連サイトリンク PAGEジョイントフォーラム メンバーからご案内 レポート MCCコミュニティ MCCバックナンバー 関係先学会情報 連携研究会案内 以前の記事
2017年 02月 2016年 02月 2015年 12月 2015年 02月 2014年 12月 2014年 02月 2013年 12月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 06月 2012年 02月 2011年 12月 2011年 02月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 07月 2009年 12月 2009年 10月 2009年 05月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 07月 2008年 04月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 03月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
スユアe-パブリシング研究会オープンフォーラムは、去る2月6日、もう10年ほど毎春恒例となりましたPAGE展示会とのジョイントイベントとして予定通り池袋サンシャインシティ文化会館で予定通り開催されました。
今回は「DITAで変わるドキュメントづくり」など話題先取りの3つのテーマでプレゼンが行なわれました。100年に1度ともいわれる未曾有の世界不況に当たって従来の方法を維持することは企業の死を意味します。変革を余儀なくされる今年は、いつにも増して熱心な参加者の真摯な視線が感じられました。 さて私が当研究会の前身となるデジタルパブリシングの研究会を仲間と始めたのは、1996年でした。それからもう13年。それ以前の電算写植やDTPをベースとしたデータベースパブリシングをお仕事としてやっていた時代を含めると、私はもう20年もこの世界と関わってきており、コンピュータとの付き合いは25年以上にもなりますが、もはや忘れられた化石のようになってしまいました。(笑) しかしこの間の時代の流れを概観すると、もともとテキストのページ記述に使っていた、情報と、情報の情報であるメタ情報を一緒に扱うということが、コンピュータと紙の上を離れて、ネットワークに繋がることで、大きな飛躍をとげて来たのだということが、つくづく実感されます。電算写植のタグづけから、文書を構造化させるSGML、そしてインターネットの世界のHTML、そして文書とシステムやネットを連携・融合させるものとしてのXMLと進化してきました。この間にはコンピュータとネットワーク技術の飛躍的な進歩・普及があり、またデータベースの進歩・普及もありました。私たちが扱うことのできる、あるいは扱わなければならない、情報は極めて膨大なものとなりました。 一方、現在の私はというと、ライフワークとして大好きな落語や対談などの音声番組を企画制作配信するラジオデイズというサイトをやっていますが、この落語家を東京では噺家というのです。この場合の噺という字は、普通の話という字ではなく、口へんに新しいと書くのです。落語の噺は、この文字なんです。今は古典落語という言葉もありますが、もともとは口から出て来る新しい話を言ったものなのです。 当研究会、スユアe-パブリシング研究会もまた、時代と今を先取りしたテーマで、最先端の企業、人に講演をお願いして来まして、常に口に新しい噺を、クローズドを含めて今回で通算113回、聴いてきました。 今回のテーマは、この落語のネタではありませんが三題噺ということで、情報を、情報の情報であるメタ情報と一緒に扱うことで何が変わるのかということをベースにしまして、 ひとつは地デジということで本格的な放送と通信の融合が起こると、情報、ドキュメント、カタログや広告の世界がどう変わるのか、二つ目にはDITAという規格でマニュアルなどドキュメント制作がどう変わるのか、そして三つ目はクラウドコンピューティングでシステムやWebサービスの開発や運用がどのように変わるのか、という3テーマについて、それぞれの分野の第一人者と言ってもいいお三方にお話しいただきました。 プレゼンターの安達さん、小林さん、斉藤さん、熱いプレゼンを誠に有り難うございました。 未曾有の大不況下にあって、元気で期待の持てるお三方の事業がますます発展されますように。 また、お忙しい中参加くださいました皆様にも御礼申し上げます。満員のため窮屈な思いをさせましてすみませんでした。 今後ともスユアe-パブリシング研究会をよろしくお願い致します。 開催日時:2月6日(金)13:30~16:00 開催場所:池袋サンシャインシティ文化会館7階706号会議室 団体名:スユアe-パブリシング研究会 http://epub-jp.net 《テーマについて》 □「2011地デジ先取り、デジタルコンテンツビジネスの近未来 ~インターネットと放送の融合がもたらすもの~」 テレビとインターネットの壁を感じさせない新たなポータルの出現とそのビジネスモデル プレゼンテーター:安達寛高 株式会社クイックサン 代表取締役 http://www.quixun.co.jp 地デジ&WEBシームレスブラウザROBRO http://www.quixun.co.jp/special/robro/ □「DITAで変わるドキュメント作り」 DITAとは、Darwin Information Typing Architecture の略称であり、 技術情報を制作・発行・配布するためのXMLに基づいたアーキテクチャのことです。 DITAは、OASIS(構造化情報標準促進協会)の下でIBMが開発・公開したもので、 現在はOASIS標準として1.1版が規定されており、米国では事実上の標準となり つつあります。既に多くの企業が採用しており、今後は我が国でもコンソーシアムが 発足し、採用企業が増えていくと予測されます。 プレゼンテーター:小林具典 アンテナハウス株式会社 DITA事業担当 http://www.antenna.co.jp/ □「クラウドコンピューティングの実用化 ~クラウドコンピューティングでWebサービスの開発がどのように変わるのか (Amazon EC2/S3に関する導入支援、コンサルティング等)を中心として」 アマゾンのEC2/S3は既に多くのネット企業が実用化して使っています。 今回は日本での実用化に成功した『学びing』社の斉藤社長より、 経験談を発表してもらいます。また、この経験談は 『 Amazon EC2/S3 クラウド入門』 秀和システム 2008年12月24日刊 1,575円(税込)として出版・販売されています。 プレゼンテーター:斉藤常治 学びing株式会社 代表取締役社長 http://www.manabing.jp/ 91年から14年間、大手予備校の教育ソフト開発会社に勤務。(CAI,CBT,WBT,e ラーニング事業の営業、マーケティングを担当。) 04年、取締役副社長兼ヘッドマスターに昇格。05年4月、同社を退職。 05年8月~06年8月まで、大手ネット広告 子会社で事業開発本部 本部長として、 大規模コミュニティブログやSNSの営業と、ネット口コミマーケティング、 ネットプローモーション等マーケティングを担当。06年10月 学びing株式会社を設立。
by hiro_ito777
| 2009-02-07 19:40
| PAGEジョイントフォーラム
|
ファン申請 |
||